アクセス解析
レンタル掲示板
2008.03.27 日々無情
毎日は 新しい

蕾の形 風の行方

変わらないはずの想いだって

揺さぶられ

なにかを落とし

同じには戻せない

嬉しくても

悲しくても

毎日は 新しい
2008.03.25 見上げて
ただ そこに広がっている

倒れても 起こしてはくれないし

見守るのとも すこし違う

差し伸べる手と 励ます言葉は

自分で探すだけなんだ

だけど もし

世界じゅうが 拒んでも

君を わたしを

空は あるまま受け入れる
2008.03.23 らせん階段
登り続けて らせん階段
同じ景色を くりかえす
休む場所も わからない

丸く明るい らせん階段
空の色は 変わりゆく
一歩だけなら まだ遠い

耳をすまして らせん階段
光る欠片を 拾いながら
聞こるはずない 足音に


やがて終わる らせん階段
目指して進む 季節こそ
切ないほどに 懐かしく

向き合ってきた 心こそ
広がる青より 綺麗だろう
2008.03.19 雨と花
落ち着いて と
しずかな雨が降る

うねりやまない心を
なだめるように

蕾のため と
やさしい雨が降る

はやり足の春を
緩めるように

やがて開く
きっと今年も美しく

目を閉じて
その花を描くたび

面影だけの
あなたが愛しい
2008.03.16 走れ
約束どおりに ゆく季節

穏やかに 過ぎる暦

春の匂いがする陽射しと

隅まで塗った 空の青

繰り返しでも その新しさに

心を温められるけど



ざわめくように 時計を回れば

きっと気づかない 胸の波

数えても 高まるだけ

だからすこし

走っていこう
2008.03.13 やさしい太陽
おおきな おおきな
太陽だった

春へ向かう 夕暮れの空に
ぼやけて浮ぶ 丸いオレンジ

やさしい やさしい
太陽だった

あなたを想って 映す心に
ゆっくり沈む 涙のオレンジ

ねぇ 見えた
おおきな やさしい
太陽だったよ
2008.03.12 迷いながら
勇気 なんてほどじゃない

だからって

石橋は 叩かないけど

一歩には それなりの決意

ゆるりと見渡しながら

近づいてきた 向こう岸

なのに今

予期せぬ風が 頬を打つ

はりきる足が 鈍くなる

ああ わたしまた

間違った選択 したのかな
2008.03.10 ふたりの庭
風の温度も
花の数も
少しずつ 変わってきた

流れ続ける時間に
埋もれていった 言葉たち

風の向きも
花の色も
きまぐれに 変わってゆく

掬い上げる心に
きらり光った 欠片たち

そんな庭を 眺めている
変わったけれど
同じ ふたり
2008.03.08 適当メモリー
ただの夢

だったかも

切り取った写真なのか

筆で塗った絵なのか

同化して わからない

さり気ない戯言は

思い出からか

妄想からか

境目さえ 見分けられない

だからね

適当に 聞き流して

誰にも迷惑かけないなら

本物と違っても

構わないじゃない

わたしの記憶ぐらいは
2008.03.06 野バラ
海を望む 丘の片隅
あなたが蒔いた 野バラの種

小さな花は 開いていたね
顔見合わせた いつかの春

なにもかも 赦せない日
枯れてしまえ と
心で塗りつぶしたけれど

無邪気な形と 淡い色
今年も 蕾をつけたかな

風に 揺れてるといいな

陽気な声と 温かい手
やっと 思い出せそうだよ
2008.03.05 must
やりたいことは いろいろあった

優先順位を考えて

いつか時間に 埋もれてしまった

できることは たくさんあった

見なかったことにして

むこうの季節へ 遠ざけてしまった

それで いったい

わたしはなにを したんだろう

どれも これも

やるべきことと 気づかずに
2008.03.03 心の形
とんでもなく固い石
尖った刀で
力まかせに 振りかぶり
打てば
割ることくらい できましょう

扱いにくい固い石
尖った刀で
力を長く 込めながら
削れば
滑らかな硯にも なりましょう

壊してばかりじゃ 始まらない
形になるのは 遠いお話
完成しても 途中でも
そのために 生きる日々
2008.03.02 感謝

ありがとう って

言えるわたしも 結構いいけど

ときどき それは

自己満足


ありがとう って

言いたい相手が いるだけで

もっと それは

幸せなこと


ありがとう って

言いたい人が ひとりでも

だからこそ それは

大事なこと